坂・猫・文学・古寺の町、尾道を歩き倒す〜広島ひとり旅〜
移動時間の都合で呉から広島に戻り、新幹線で三原に移動して、尾道までは普通列車で移動という力技でした。
尾道は坂の町。
尾道は猫の町。
尾道は文学の町。
尾道は寺の町。
見るべきところが沢山ある町でした。
山陽本線の線路を山側に越えると、いたるところに寺があり、坂道があってそして猫がのんびりしている空間が広がっていました。
細い路地を歩くと色々な寺があります。
古寺めぐりコースとして道案内の看板もいたるところに出ています。
コース上はタイルで舗装されていて、歩きやすいし道に迷うこともないです。
レトロ感たっぷりで道に迷って散策するのも悪くないです。
今でも数多くの寺が彼方此方にありますが、以前はもっと多かったそうです。
かつて尾道はさまざまな土地との貿易で栄えた町で、その影響だそうです。
後ほど出でくるおのみち文学の館にて、尾道の発展の歴史や色々な尾道の見所を聞くことができました。
そして、坂道や寺の境内などあちらこちらに猫がいます。
また、天寧寺の三重塔の近くには猫の細道があります。
少し雰囲気が変わった路地に、猫が描かれた石「福石猫」が点在しています。
猫、猫、猫でした。
猫につられて歩いていくと、志賀直哉が小説の執筆をしたとされる家がありました。
志賀直哉は小説の神様と言われる作家で、暗夜行路・城の崎にて・清兵衛と瓢箪といった代表作があります。
受付の方が親切丁寧な解説をしてくれて、志賀直哉は大学受験の問題文で見た程度でしたが、改めて興味が涌いてきました。
時間があれば質問してみたらどうでしょうか。
林芙美子の復元された書斎がある「おのみち文学の館」の受付の方にも色々な話を聞くことができました。
尾道の歴史から現代の見所など、いろいろな方向から尾道を知ることができました。
見所多く、知的好奇心がそそられる町、尾道でした。
歩きやすい靴で来られることをお勧めします。
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